手玉数や的球数を求める方法(2)

3クッション数は分かり易いけど手玉数が分かり難い場合

ファイブアンドハーフ
手玉の位置は 5320
ファイブアンドハーフ

方法1

  1. 的球数(3クッション数)は分かり易い。的球数は20だ。
  2. ファイブアンドハーフの代表的な軌道は暗記して置く必要がある。それによると手玉数は35から30の間にあることが分かる。
  3. 手玉がこんな位置にある場合は、3クッション目にレールポイント25に入ってコーナー(20)に入ることくらいは事前知識として知って置く必要がある。
  4. キューを利用して35-20=15のシステムを描いて見て手玉数が31であることを確認する。
  5. このように1クッション目に入る入射角度が大きい場合-5程度の補正が必要であることを分かれば、補正値を引いて1クッション数を求める。
  6. このまま撞くと長く失敗する可能性がある。補正値を引いた1クッション数が6だとしたら、再びキューを構えてキュー尻の数と1クッション数を再確認し計算式に合っているかを確認する。すると計算と合わなくなっていることがわかる。これは手玉がクッションから離れているので1クッション数が変わることによって手玉数もずれてしまうからである。従ってここでもう一度微調整が必要となる。このように計算すると33-20=13(-5) つまり33から8に向けて撞いたらコーナー(20)に入った。

方法2

3クッション目に25に入れば4クッション目は20に入ることを分かっていれば、3クッション目に25に入るように撞く方が計算が簡単なので早く撞くことができる。この場合の計算式は33-25=8となる。このように早く計算するためにはコーナーに入る3クッション数を事前に暗記して置いたから可能になる。