日本十二景
1.松島(宮城県)
2.天橋立(京都府)
3.宮島(広島県)
4.田子の浦(静岡県):静岡県富士市の海岸一帯を指す。 田子の浦の名は、万葉集におさめられた山部赤人の和歌 「田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける 」 にも登場し、歌枕としてよく知られている。江戸時代には、沼川と潤井川の合流点にあった吉原湊(よしわらみなと)を中心に、駿河湾に面した海上交通の要として発展、東海道五十三次の宿場町、吉原宿が栄えた。 田子の浦港は製紙、食品、自動車、化学、電気などを中心とした県内有数の工業地帯の中心に位置する。
5.筥崎(福岡県):博多湾から筥崎宮の本殿まで長大な参道が続く。参道の手前の箱崎浜一体は、以前は白砂青松と謳われた美しい海岸線を誇っていたが、博多港修築により1936年には護岸整備され、現在では北側に箱崎埠頭、南側に東浜埠頭と博多港の倉庫等施設が並び姿を一変させて今は見る影もない。参道の先の海岸は清めの真砂(まさご)を貰い受ける「お汐井とり」が行なえるよう砂地が整備されている。また箱崎浜は箱崎漁港と隣接する。
6.和歌浦(和歌山県):和歌浦(わかのうら)は和歌山県北部、和歌山市の南西部に位置する景勝地の総称。住所表記での「和歌浦」は「わかうら」と読むために、地元住民は一帯を指して、「わかうら」と呼んでいることが多い。狭義では玉津島と片男波を結ぶ砂嘴と周辺一帯を指すのに対し、広義ではそれらに加え、新和歌浦、雑賀山を隔てた漁業集落の田野、雑賀崎一帯を指す。名称は和歌の浦とも表記する。 古くより景勝の地と知られ、『万葉集』にも詠まれた名所である。東部は著しく地形が変わったため往事の面影はさほど見られないが、西部の雑賀崎周辺は現在も瀬戸内海国立公園の特別地域に指定され保護されている。
7.琵琶湖(滋賀県):日本最大の淡水湖。面積670㎢で、湖岸延長は277Km、最大水深104M。湖中に竹生(ちくぶ)島、多景(たけ)島などの景勝地がある。小アユ、シジミを水揚げするほか、マスの放流や真珠の養殖を行っている。遊覧船が縦横に走り、湖岸では水泳、釣りが楽しめる。
8.象潟(秋田県):紀元前の鳥海山の大規模な山体崩壊によって発生した流れ山が日本海に流れ込み、浅い海と多くの小さな島々が出来上がった。やがて堆積作用の結果、浅海は砂丘によって仕切られて潟湖が出来た。そして小さな島々には松が生い茂り、風光明媚な象潟の地形が出来上がった。東西の長さは20町(約2,180m)、南北の長さは30町(約3,270m)をそれぞれ超える程度であった。 江戸時代までは、九十九島・八十八潟が景勝地となり、「東の松島 西の象潟」と呼ばれ、松尾芭蕉の『奥の細道』(1689年)でも「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し」と評され、「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠まれた。 しかし1804年の象潟地震で海底が隆起し、陸地化した。その後、干拓事業による水田開発の波に飲まれ、歴史的な景勝地は消されようとしていたが、当時の蚶満寺の住職の呼びかけによって保存運動が高まり、今日に見られる景勝地の姿となった。 現代においても102の小島が水田地帯に点々と残されている。とりわけ田植えの季節になり水が張られると、往年の多島海を髣髴とさせる風景が見られる。
9.朝熊(三重県伊勢市朝熊町)
10.松江(島根県松江市):桃山城郭の特徴を残す松江城を中心に水の都とも言われている。
11.明石(兵庫県):古代明石原人から、万葉の神秘、源氏物語の舞台にと古い歴史をもつ明石市内にはいたる所に由緒ある史跡や名勝がいっぱい。
12.金沢(石川県):金沢城のまわりに形成された武士のまち、活気あふれる商人のまち、城下を守るように配された寺のまちなど、城下町の風情が今も残り、日本の文化が美しく息づいている。
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