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函館港

北海道:函館港
北海道函館:カットシ岬
函館港

青森の大間港からフェリーで函館港に着いてすぐに車を走らせ松前に向かった。函館は夜景を見るのが一番の目的だったのに昼間着いてしまったし、どうせ帰る時もまた函館に来なければならないのでまず海岸線(松前国道228号線)で松前に行くことにしたのだ。

6月1日に東京から出発し、水戸・会津仙台・松島花巻・盛岡そして今日(4日)の午前中に青森の恐山を見ていよいよ北海道の函館に着いた。東京を離れる時は梅雨の大雨の中を走って水戸に着いた。花巻の大沢温泉に浸かっている時は東北地方では大きい地震もあったと言う。すっきりしない天気のなか旅行を続け、盛岡に着てからは綺麗な空模様に変わった。でも今北海道道南の海岸線を走っていると梅雨を忘れてしまうくらい気持ちいい天気になっていたし湿気もまったく感じない。海岸線は速度制限も厳しいらしく、他の車がみんなゆっくり走っているのでドライブに最適だった。海岸線沿いには所々景色のいい場所があり車をとめて写真を撮った。カットシ岬で撮った写真には函館山が遠くに写っている。

北海道最南端白神岬

松前城
松前城
北海道松前矢越道立自然公園:追分ソーランライン

海岸線をずっと走ってからいったん内陸に入りまた海岸線になってしばらく走ったら北海道最南端白神岬と書いてある標識が見えた。いつの間にか太陽が水平線の近いところまで落ちていた。

北海道松前町

松前は江差とともに新日本観光地100選に選ばれていて、特に私は江差に行ってみたかったので函館→松前→江差といったルートを計画したのだ。松前城は日本最北端にあるお城で、さくらの名所として知られているらしい、6月は桜シーズンじゃないので桜花見はできなかったが、松前城の裏にある山の斜面には松前藩屋敷内に忍者村もあり、忍者村の裏にある山の景色が特に綺麗で他の地域では見ない北海道ならではの山の景色だった。

松前藩屋敷のあと松前の街並みもゆっくり見たかったけど、暗くなって来たし、今晩中に江差まで行く計画だったから道路に車をとめてしばらく眺めてからまた走り出した。

江差に行く途中で、風力発電機の姿が綺麗だからふれあい公園の駐車場に車を止めた。公園の広場では祭りの練習の為に地元の人が車で来て練習をしていた。近くに村は見えなかったのに、みんな何処から来たんだろうと思いながらしばらく見物してた。

どれくらい走ったのだろうかすっかり暗くなってしまい、道の駅が見えてきたのでここで車中泊まりして行こうかなと思って道の駅に入った。 道の駅の名前をみたら「道の駅上ノ国もんじゅ」と書いてあった。車から降りてタバコを吸いながら海に浮かんだ明かりの群れを見ていたら、もしかしてあの明かりの所が江差?と思いついて地図を出した。地図が間違っていなければ江差に間違いなかった。江差を眺めていたら少し安心したからこのまま来るまで寝て、朝早く江差に行こうと思ったけど、なかなか寝られなく、車のガラス越しに見える江差の明かりがすぐそこにあるように見えたのでそのまま江差へ向かうことにした。

青森県恐山・大間 北海道江差