現在地 : ホーム > 日本旅行記 > 東京→水戸→会津

東京

山王日枝神社
山王日枝神社

旅行の前に日本観光に関する本を読んだり、インターネットで調べたりしながら約2ヶ月くらいかけて旅程を組んだ。この日は梅雨の影響で東京は雨が降り風も少し強かった。もう少し前から旅に出ようと思ってたけど、5月最終日に仕事の予約が入っていて、今回の旅は長いから経費でも稼ごうかなと思ったし、ちょうど月末だから最後だと言う気持ちで出発を我慢してた。千葉県富里に住む人だから仕事を終えて富里からそのまま全国旅行をスタートしようと思った。

赤坂で12時約束だったのに、9時ごろを出た。赤坂の山王日枝神社に寄るためだった。山王日枝神社で行われる山王祭が江戸3大祭りだって分かってたのに一度も来た事なかったからだ。夜十時の神社の境内を歩くのはちょっぴち怖かった。階段は急で門は真っ赤で周りは人気のない林だからやめようかなと思うくらい嫌な雰囲気だった。境内に入ってちょっと驚いて赤坂にもこんな所があるんだなと思った。赤坂を通る度にこの神社の鳥居を見ながら立派な神社なんかあるまいと思ったのに、都心の真ん中にこんな立派な神社があるとは思わなかった。

12時約束だったのにちょっと遅れると電話があったので赤坂の中華そば屋にラーメンを食いに行った。ラーメンって本当に店ごとに味違うよな。この店は値段は安いんだけど味はまぁまぁいい方だったよ。トッピングの肉がちょっと薄いのが不満と言ったら不満かな・・・でも380円くらいの安い値段だから文句は言えない!。

水戸

水戸偕楽園
水戸偕楽園

富里から鹿島を通って雨の中をひたすら走り、朝方いよいよ水戸駅に着いた。今まで水戸は何度か来た事はあるけどいつも素通りしていた。駅前の交差点に車を止めて駅の階段をあがったら水戸黄門の銅像があった。水戸黄門のドラマ好きだったからさ、でドラマそっくりだったのでびっくりした。ご隠居、角さん、助さんだっけ?君も水戸黄門好きだった? 駅にはまだ6時にもなってないのに女子高生が何人か見えてた。これから朝帰りかな・・・

夜通しで走って来たからどこかで少し寝ようと思って来たのがここ千波湖だった。6時なのにもうジョギングに来ている人がいたので寝る前に俺も一周回って見た。水戸って何にもない所だという印象が強いけど千波湖があるから暮らしには役立てそう。一周してから車でちょっと一眠りしたけど、蚊もいるし大雨でジメジメしていてすぐに目が覚め、そのまま水戸偕楽園に行く事にした。

水戸偕楽園に来た事ある?今日水戸に来た理由の一番はここ偕楽園を見るためなんだ。日本3名園の一つ。春には梅の花で綺麗らしいけど、もう6月だから花見は出来なかった。でも眺めがすごくいい。庭園から川が見えて、何千本の梅の木もある。空が曇っていたのがちょっと残念だけど、一応日本3名園の一つに拝見できたからそれなりに満足した。

会津若松

若松城
若松城

午後水戸を出て福島県の会津若松に向かった、途中で会津に近くなった所に温泉があったけど入れなかったのが惜しかった。とにかく会津若松に着いた時はすでに周りが暗くなりかけていた。まず会津若松駅周辺をまわって見た。会津は知人の佐藤さんのすすめで旅程に入れることになった。町並みも昔風で落ち着いた雰囲気の街だった。

かなり暗くなってきたので急いで若松城に向かった。もう城の中には入れなかったけどお城の周りは公園になっていてざっとでも見る事にした。一回りして出て来る道で地元の酔っ払いに声をかけられてベンチで少し話しをするようになった。自分は昔ヤクザだったと言う。本当かどうか分からないけど、とにかく今はうまくは行っていないらしい。旅行の初日でまだ先が長いからのんきに相手に出来たんだ。でもさすが1時間たったらいらいらして来たし、なんだか不安にもなりそこを離れた。

若松城公園から出て、東山温泉に行ってゆっくり入浴でもしようかなと思ったら、もう日帰り入浴の時間は終わったと言う。さっきの酔っ払いと話なんかしなければよかった。仕方なく温泉街のある店で夕飯を食べて仙台に向かう事にした。もう夜10時なのに今からどこに行くって言うのって自分に問いかけながら湖の辺を通っていたら、霧もかかり少し眠くもなってきた。これからは仙台に向かって行く。日本三景と言われる松島を見るためだ。

日本旅行記 松島旅行記